知ってる?シャトルシェフの欠点と5つの対処法

シャトルシェフの欠点と5つの対処法

忙しい家事の合間でも効率的にご飯の支度をしたい

料理を作りたいけど、子どもが小さくて目を離せない

光熱費が値上がりしていて高い…!少しでも節約したいのに…

こんな悩みを解決するのがサーモスの保温料理鍋シャトルシェフ

私は主婦歴&ワーママ10年以上ですが、今まで使っている鍋の中でサーモスの保温料理鍋シャトルシェフを一番愛用しています。

  • カレー
  • 肉じゃが
  • 豚の角煮
  • 炊飯
  • 煮豆
  • 蒸し物
  • スープ
  • ケーキ
  • スイーツなどなど……

和洋折衷、幅広いジャンルで大活躍。一度使うともう手放せない存在です。

シャトルシェフにはこんなメリットがあります
  • 保温効果でじっくり加熱するから風味を損なわずおいしく仕上がる
  • 一度加熱したら、火からおろして煮込みはシャトルシェフにおまかせ♪ほったらかし調理が可能
  • 焦げない、ふきこぼれない、煮詰まらないの三大悩みを解決
  • 保温だけではなく保冷効果も抜群

シャトルシェフを使う前は煮込み料理が苦手でした。

味の染み込みが悪い
火が強くて焦げてしまう
よーく煮込んだはずなのにやわらかくない…

こんな悩みを抱えていましたが、シャトルシェフだと失敗なくおいしい料理を家族に食べさせてあげられるように♪

私も家族もハッピーです★

で・す・が!
そんなシャトルシェフにも欠点があります。

この記事を読むとわかること
  • シャトルシェフの5つの欠点
  • シャトルシェフの欠点をカバーする方法

・シャトルシェフが気になっている

・ほったらかし調理できる保温鍋がほしい

・効果的な使い方を知りたい

こんな人におすすめの記事です

目次

シャトルシェフの欠点

シャトルシェフには以下のような欠点があります。

  1. 長時間保温すると腐る可能性がある
  2. 保温調理には規定量の煮汁が必要
  3. 煮汁をなくしたい料理には向かない
  4. 通常の鍋よりも一回り大きいので場所を取る
  5. 調理に時間がかかる

実際に愛用している立場から、感じたことを詳しく紹介していきます

シャトルシェフの欠点①長時間保温すると腐る可能性がある

シャトルシェフでの長時間の保温をすると鍋の中の料理が腐る危険性があります。

これは保温調理の時間が長すぎて、鍋の中の温度がだんだん下がり細菌が繁殖しやすくなるのが原因。

あくまでも保温しすぎた場合のことなので、正しく使えば腐ることはないです。

【サーモス】シャトルシェフは腐る?使い方に気を付ければ最高の鍋で詳しい対応方法をまとめたので、読んでみてくださいね★

シャトルシェフの欠点②保温調理に煮汁が必要

発売元のサーモスでは、シャトルシェフの保温鍋内に8分目まで煮汁を入れるのを推奨しています。

シャトルシェフを買うなら、大きめのサイズのほうがよいですか?

2018/10/16•Q&A回答

シャトルシェフの場合は、普通のお鍋と違って、大は小を兼ねません。

作る量が少ないと冷めやすくなり、保温調理がうまくできないことがあります。(火の通りが悪くなる)

ふだんお使いになっているお鍋の大きさに、一番近いサイズのものをおすすめします。

シャトルシェフの保温性能を最大限に引き出すためには、できるだけ調理鍋にたっぷりの分量(7~8分目)をお作り頂くことがポイントです。

引用:THERMOS よくあるご質問・お問い合わせ

私は煮汁が5分目位でも、ガスでぐらぐらと長めに煮立たせてから保温容器に入れることもしばしば。

しかし煮汁を8分目から5分目に変更しても、今まで特に困ったことはないです。

確かに煮汁が8分目まであれば、シャトルシェフの持つパフォーマンスを最大限に生かせるかもしれません。

でも、5分目でも火が通るし、味ががた落ちすることはなかったです。
メーカー推奨の使い方ではないので、あくまで自己責任ですが…。

保温調理するものが肉や魚なのか、野菜類なのか、気温が高いなど使用条件はそれぞれ異なるので比較はしにくいです。

でも、保温調理後に火が通っていなければ温め直せばいいので調整はいくらでも可能です。

でも、本来必要な煮汁の量よりも大幅に少ない場合は、保温調理がむずかしいのかもしれません。

シャトルシェフの欠点③煮詰めることができない

シャトルシェフは保温調理は得意ですが、ぐつぐつと煮詰めることはできません。

煮詰めたいときは一度保温が終わってから、火にかけていますがこれが地味に面倒です。

煮汁多めの角煮が好きな人もいるし、煮詰めて味が濃い目になった角煮がいい人もいるので好みの問題かなーと。

しかし煮汁を後から煮詰めるのは少し手間のかかる作業です。

シャトルシェフと圧力鍋の違いは何?長所を活かす料理ランキングでそれぞれの得意分野を活かした料理を紹介していますよ~

欠点4 通常の鍋よりも一回り大きいので場所を取る

シャトルシェフは調理鍋を保温容器に入れて使うので、シャトルシェフは収納は普段使う鍋よりも一回り大きく場所を取るので収納場所を確保してからの購入がおすすめです。

例として、調理鍋がフッ素コーテイングされているKBJシリーズで比較してみましょう。

KBJ-3000KBJ-4500
容量2.84.3 L
調理鍋内径19.5㎝ 19.5㎝
保温容器幅30×奥行24×高さ19幅30×奥行24×高さ24
※KBJ-3000、KBJ4500のシリーズはリニューアルして KBJ-3001、KBJ4501になっていますが上記の内容は変わりません↑ (2021.10月)

容量が大きくなっても、保温容器の寸法は高さが少し高くなるだけです。

この寸法比は調理鍋がステンレス製のKBGシリーズでも同じでした。

つまり収納には奥行きや幅というより、高さが重要な点になります。

調理鍋は保温容器に入れて使う以外に、普通の鍋として使うことができるで他の鍋と一緒に保管しています。

うちのシャトルシェフはKBG4500で高さが24㎝あるので保温容器は吊戸棚に収納しています。

\ ほったらかしで見守りなし! /

\ 大家庭にも安心♪カレーは2箱OK/

お得に買いたい人はぜひ

シャトルシェフの欠点調理に時間がかかる

保温調理は、食材にじっくりと熱が入るので時間がかかります。

帰宅後、夕食まで猛ダッシュな家庭なら圧力鍋が手っ取り早いです。

圧力鍋は1年くらいでパッキンが劣化するから買い替えにコストがかかるし、煮込み料理の出来もシャトルシェフの方がおいしいので私は最低限しか使いません。

流行りの調理鍋には見劣りする部分もありますが、おそらくシャトルシェフが一番長持ちすると思います。

電気系統がないのでそう簡単に壊れないし、口コミを見ると何十年も使っている人もいます。

サーモスオンラインショップでは部品だけ購入することもできますよ。

母から譲り受けた…なんて人もいるくらい長く使えてコスパ最高♪

シャトルシェフの欠点をカバーする5つの対処法

シャトルシェフの欠点をカバーする方法を紹介します。

  1. 長時間の保温調理を避け、再加熱する
  2. 煮汁の多い料理の時に使用する
  3. 煮詰めるときはフライパンで。もしくは最初からシャトルシェフは使わない
  4. 不要な鍋を捨てる
  5. 保温調理の時間を減らす工夫

シャトルシェフの欠点対処法①長時間の保温調理を避け、腐敗防止のため再加熱する

鍋の中は時間が経てば経つほど温度が下がり細菌が繁殖しやすくなるので、長時間の保温調理を避けましょう。

そして、温度低下による腐敗を防ぐのに大事なことは再加熱です。

特に調理鍋のフタを何度も開けると温度が下がり、十分な保温調理ができないので気を付けましょう。

私は一度自分でルールを決めて、保温容器に入れてほったらかしにするのを5時間以上はしないと決めています。

一度腐らせた経験があるので…

シャトルシェフの欠点対処法②煮汁の少ない料理には使用しない

あまりに煮汁が少ないと調理鍋の中の温度が下がるので、保温調理が難しいです。(できないことはないですが)

シャトルシェフはカレーや豚汁、シチュー、麺をゆでるなどの煮汁が多い場合に使うのが特におすすめ。

煮込み料理は具材がやわらかく仕上がるので小さな子どももぱくぱく食べてくれますよ

シャトルシェフの欠点対処法③煮詰める料理は保温調理後に仕上げる

シャトルシェフでは料理が煮詰まらないので、煮詰めたい料理には不向きです。

煮汁の少ない豚の角煮を作りたい場合を例にしてみます。

シャトルシェフで煮汁の少ない角煮を作りたいとき

保温調理で煮汁を煮詰ることができないので保温調理が終わってから具材だけを取り出し、フライパンに煮汁を入れて火にかけます。
煮汁が煮詰まってから具材をあわせて料理を仕上げます。

比較対象として、これが圧力鍋だったらどうでしょうか?

圧力鍋で煮汁の少ない角煮を作りたいとき

圧力鍋で調理すること自体で煮汁を煮詰めることができます。

しかもシャトルシェフのように保温調理ではなく、加圧調理なので少ない煮汁で作ることも可能です。

※圧力鍋は煮汁が少なすぎると煮詰まりすぎて焦げる場合もあり、注意が必要です。

ちなみに私は過去数回、圧力鍋を焦がしています。
火加減と加圧時間が難しい……

どちらの鍋がいいかはケースバイケースだと思います。

シャトルシェフと圧力鍋の違いは何?長所を活かす料理ランキングでそれぞれの得意分野を活かした料理を紹介しているのでおすすめです

シャトルシェフの欠点対処法④不要な鍋を捨てる

シャトルシェフの収納場所を確保するために不要な鍋を処分しましょう。

実際にわが家では、シャトルシェフの調理鍋が優秀だったことから、同じくらいのサイズの鍋は処分しました。

しかしその後は特に問題なく暮らせています。

調理鍋は種類にもよりますが、深さがあって使いやすいのでふだん使いにも便利だし、必要以上に鍋を持たなくて済みます。

しかも調理鍋自体の性能がめっちゃ良くて、普通の鍋より保温性能が高くて冷めにくいから温かい料理を長く楽しめます。

鍋って結構かさばって、取り出すときもほかの鍋を避けたり、手間になる。
最小限でも案外なんとかなるもんです

シャトルシェフの欠点対処法⑤保温調理の時間を減らす工夫

シャトルシェフを使うと調理時間が長めです。

その分味はとってもおいしいのですが、忙しいときはゆっくり待てない…

急いでいるときはほかの調理方法を使うのがおすすめですが、どうしてもシャトルシェフを使いたいときに私がやっていることを紹介します。

あらかじめ下処理を済ませる

料理をするときに時間ががかるのが、切ったり皮をむいたりという下処理です。

この手間がなければすぐに加熱調理をはじめられます。

電子レンジで加熱して火を通しておく

事前に電子レンジで加熱しておけば、保温調理の時間を短縮することができます。

火の通りにくい根菜類やかたまり肉などに効果的です。

シャトルシェフで保温調理前に加熱しすぎるとせっかくの保温調理の良さが味わえない気がするので、食材がほんのり温かくなるくらいにしています。

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色はレッドのほかにクールグレーもあります

シャトルシェフの欠点と5つの対処法まとめ

シャトルシェフの欠点
  • 長時間保温すると腐る可能性がある
  • 保温調理にはたくさんの煮汁が必要
  • 煮汁をなくしたい料理には向かない
  • 通常の鍋よりも一回り大きいので場所を取る
  • 調理に時間がかかる
対処法
  • 長時間の保温調理を避け、再加熱する
  • 煮汁の多い料理の時に使用する
  • 煮詰める料理は保温調理後に仕上げる
  • 不要な鍋を捨てる
  • 保温調理の時間を減らす工夫

欠点があっても、それを上回るくらいおいしく&ほったらかしでできるというメリットがあります。

だからやっぱりシャトルシェフは手放せないです

保温調理の持つ苦手な部分にも、うまく付き合って調理していきましょう!

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