私はサーモスの保温調理鍋(シャトルシェフ)とティファールの圧力鍋(クリプソ ミニット イージー)を持っています。
この2つの鍋はどちらも使い勝手が良く、キッチンで大活躍!
仕事から帰って、腹ペコの子どもたちにすぐご飯支度ができる私の相棒のような鍋です。
保温調理鍋と圧力鍋のどちらも持っている私から見て、それぞれの特性や使い分けを紹介します。
- シャトルシェフと圧力鍋の違い
- シャトルシェフの得意料理
- 圧力鍋の得意料理
気になっていたら、ぜひ読んで参考にしてみてね
シャトルシェフと圧力鍋の違いは何?
シャトルシェフとは?
サーモスが販売している真空保温調理鍋です。
鍋に火をかけて温めてから保温容器に入れ、保温の力で食材に火を通す調理ができます。
保温容器に入れて調理する間は火にかける必要がないので、ほったらかしで料理が作れます。
圧力鍋とは?
鍋を密閉し中の圧力を上げ、液体の沸点が上がるのを利用した調理ができます。
鍋の気圧が下がらないように、圧力調理中は弱火で火をかける必要があります。
調理方法からお手入れまで、2つは全く別物の鍋です。
シャトルシェフと圧力鍋は、似ているように見えて全然違うものなんだね
それぞれの特徴を簡単に比較するとこんな感じです。
特徴
シャトルシェフ | 圧力鍋(ティファール) | |
---|---|---|
調理時間 | 長め | 短め |
コンロ(熱源) | 保温容器に入れれば 熱源を使わない | 使用中は熱源が 空かない |
お手入れ | 普通の鍋と同じ 保温容器は拭く | 普通の鍋と パッキンの掃除 |
ランニングコスト | 壊れるまで使える ガス代の節約になる | パッキン劣化で買い替え (1年1回くらい) ガス代がかかる |
保温できるか | 保温できる | 保温できない |
価格 | 7000円~25000円位 | 7000円~30000円位 |
2021年5月時点の情報。価格はAmazonや楽天などから。
サイズ・スペックによって価格は異なる。
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調理について
シャトルシェフ | 圧力鍋 | |
---|---|---|
肉 | ほろほろとやわらかく仕上がる | やわらかくなるが少し すじっぽい仕上がり |
魚 | 骨まではやわらかくなりにくい | 骨までやわらかくなる |
野菜 | やわらかくなるが圧力鍋よりは時間がかかる | 短時間でやわらかくなる |
焦げつき | 保温調理なので焦げない | 火力によっては焦げることもある |
煮崩れ | グラグラ煮込まず煮崩れなし | グラグラ煮込むので若干の煮崩れあり |
煮詰められるか | 煮詰められない | 煮詰められる |
ほっらかし調理 | 保温容器に入れればほったらかし調理ができる | 火にかけ続けるのでほったらかし調理は難しい |
【シャトルシェフ】オススメの料理ランキング
食材を軽く炒め、水を入れてシャトルシェフで保温しておきます。
ルーを入れてかき混ぜると簡単にカレーができあがります。
煮込みはシャトルシェフでほったらかしという手軽さがツボです。
一口サイズの豚かたまり肉もシャトルシェフならほろほろと、かみ切れるやわらかさになります。
豚肉の旨味と野菜の甘味がしっかり、素材の味が生きています。
シャトルシェフなら火を使わずにたくさんの具材もしっかり煮込んでくれます。
関連記事:シャトルシェフでぜひ豚汁を!素材の旨味を感じられる絶品の味わい
お肉がしっとりやわらかくジューシーな仕上がりになるのは保温調理ならでは。
いろいろなレシピで角煮を作りましたが、肉の下処理や圧力鍋に頼らずシャトルシェフを使うのが一番角煮をやわらかくできることに気づきました。
子どもたちでも食べやすいのでご飯が進みます。
煮汁が煮詰まらないのは好き嫌いの分かれるところかも。
わが家は煮汁だけ煮詰めて角煮にかけてます。
付属の蒸し器が大活躍します。
保温調理で火の入り方がゆるやかなのと、難しい火加減もシャトルシェフなら失敗しにくいのが良いところ。
私が普通の鍋で作ると「す」が入ったプリンになる…。
でもシャトルシェフならちゃんと、なめらかプリンが作れます
圧力鍋よりもふっくらできて薄皮も破れにくいのでおすすめです。
豆類はほかの料理より長時間煮込みますがほったらかし調理で、他の家事ができるので安心安全。
- 野菜は小さくすると溶けてしまうので大きめにカットが基本!
- 保温しすぎると腐る危険性があるので、長時間の保温には気を付けましょう。
【圧力鍋】オススメの料理ランキング
圧力鍋といえばさんまの煮物。
子どもが骨ごと食べられるくらいやわらかくできます。
シャトルシェフでは骨は固いままなので、わが家ではさんまの煮物は必ず圧力鍋で作ります。
炊飯器でご飯を炊き忘れた!
そんなときは迷わず圧力鍋で時短調理。
炊飯器の早炊き機能よりも早くできることも
沸騰させて加圧は5分、蒸らしつつ圧力が抜けてきたらもう食べられるので時間がないときぴったり。
炊きあがりがもっちりとしていつもの白ごはんよりもおいしいのでおすすめです。
圧力鍋は肉が筋っぽく仕上がることがあるので基本的にシャトルシェフを使いますが、牛すじ煮込みだけは圧力鍋で作ります。
圧力鍋なら短時間で牛すじの繊維を簡単にほぐしてくれます。
実は圧力鍋でゆで卵を作ると、びっくりするくらいスピーディーにできちゃうんです。
加圧は2分、圧力が抜けてすぐなら半熟に、5分おけば固ゆでにと好みの硬さに調節できます。
そしてなぜか、手こずることなく殻がつるんとむけるのも感動もの。
ゆで卵の殻がきれいにむけないと悩んでいる人にぜひおすすめしたい!
お好みの野菜(わが家ではにんじん、れんこん、じゃがいも、ブロッコリーが多いです)を
2、3分加圧して圧力が抜ければできあがり。
すぐに作って食べられるので、忙しいときの野菜不足の解消に一役買ってくれます。
- 加圧調理には火(熱源)が必要なのでほったらかし調理はしない
- 圧力が下がっていないのにふたを開けると危険なので、しっかり確認してからふたを開ける
シャトルシェフと圧力鍋の違いを活かして料理を楽しよう
シャトルシェフと圧力鍋の違いについてまとめてみました。
大きな違いはこちらです
- 保温調理か加圧調理か
- ほったらかし調理ができるか
- ランニングコストがかかるか
どっちを選んだらいいかわからないよ
という人にはこちら↓
- 食事は事前に準備しておきたい
- やわらかくお肉を煮込みたい
- 火にかけずほったらかし調理をしたい
- 食事を作る時間を短縮したい
- 骨まで食べられる煮魚を作りたい
私はどちらも持っていて損はないです。
私はどちらも持っていますが、それぞれ良さがあるので使い分てけます。
どちらか一方だけ選ぶならシャトルシェフを選びますが、圧力鍋も相当捨てがたい…!
それぞれの鍋の特性を活かして、毎日のご飯作りを楽にしましょう♪
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